ピアノシュミレーター。1.02

KAWAIのVPC1(バーチャルピアノコントローラワンと呼ぶはずです。

http://www.kawaivpc.com/jp/

このMIDI鍵盤を導入してみました。

音源はIvoryⅡ(アイボリーツーと呼ぶはず)

この2つは弟子の協力により導入出来ました。

さて、この2つの物は、大手音楽制作会社では信頼度No.1らしく、密かにかなり導入されてます。

僕の仕事を頂いてる会社でも導入されてます。

でもね、初めて弾いた時は

「これ大丈夫か?」(この鍵盤のタッチ大丈夫か?って事で)

と思ったんです。これ本音。しかし、その感覚は初見だし、そう思う自分の感覚が間違っているのでは?

と思い、1年間程仕事して、あとインターネットの情報を検索してみました。ただ、インターネットの情報って、殆ど当てにならないのは重々承知名のですが・・・

そこで、思う事あって 先ずIvoryⅡ(アイボリーツーはピアノ音源です。)を導入してみました。

https://www.minet.jp/brand/synthogy/top/

IvoryⅡの会社

https://synthogy.com

IvoryⅡも 初めは、「これ、どーなのかな?」と思いました。(このピアノ音源大丈夫って事)

実は・・・先方の音楽制作会社の面談の為に送ったピアノデモ演奏はLogic Pro9(ロジックプロナイン)の標準装備の悪評高いピアノ音源でしたから。

ぁ、僕は このLogic Pro 9の標準ピアノ音源は物凄く良く思ってました。

僕の音楽制作の仕事 では 普通に使って 先方からは シッカリOKを頂いてます。

でも、何処に行ってもLogic Pro 9の標準ピアノ音源は不評でした。笑笑

因みにに僕のサンプル音源聴いた先方様は、直ぐに面談を決めて、実際に その場で即興演奏して一発オッケーでした。

その際聞かれたのは

「参考音源に使ったソフトウェア音源は何ですか?」

「あ、はい ロジックプロナインのピアノ音源です」

「え? は? 」

となったんですよ。これ今でも聞かれます笑笑

でも、今のLogic Pro X(ロジックプロテンと呼ぶはず)のピアノ音源は使いにくいです。

なので、このIvoryⅡを導入する事を決めたんです。

さて、IvoryⅡを色々使って見た感想は・・・

これピアノの構造と音を知らないと

ダメな音源なんだ・・

です。

とにもかくにも、実際には凄い細かな所まで再現されてまして。

例えば、音楽制作会社のプロデューサーが、変な音が鳴るんですよ。

と言う事があって、自分で実際に購入して調べて見ると・・・

ペダルを踏んだ時の残業共鳴音が正確に再現されてました。

これ、パラメーターで調整も出来るんですけど、何も知らない人達が 判断してたんですよ。

これ、僕も気を付けないとダメなんですね。

人のふり見て我がふり直せ。です。

鍵盤に対するタッチもそうです。細かい設定が出来るんですけど、全くそれをしてないから・・・

これですと家電屋さんで販売されてる3万円の電子ピアノに完全に負けます。

IvoryⅡは 「スタンウェイコンサートグランド」を作りたい一念の音源。

だから、コンサートグランドであるゆえ?

?ある為の事が殆ど揃ってるんです。

こりゃ、大変な音源やなぁ・・と思いました。

なにせ・・→


スタンウェイフルコンサートグランドピアノをキッチリ弾く事が出来無いおと分からない所までやってあったのです。

僕は最高に仕上がって 最高にセッティングされたスタンウェイフルコンサートグランドピアノ(あ、ドイツの方ね。スタンウェイはアメリカの会社なので。 日本で人気があるスタンウェイはドイツスタンウェイなのです。音もタッチも全く違うんですよ。)

を長い年月弾き込んだ事があるので、このIvoryⅡのスタンウェイフルコンサートグランドピアノの音がリアル(色々な意味で)

という事は分かりました。

このIvoryⅡ デフォルトでは全くダメなんですよ。いや、あえて練習用には良いかな?

デフォルトの場合タッチも音の表現も かなりオカシナ感じに思えます。私は。

更に事実が判明しました。

使うMIDI鍵盤によって全く音の出方が変わる という事が判明。

これは非常に困ったんです。

初めはYAMAHAのP80をMIDI鍵盤として使ってました(Logic Pro 9)との相性が良かったんです。

でも、IvoryⅡを導入して うーん。と思ったので色々検証したく、実家に眠って居た、Roland RD700SXを持ってきて 使って見ました。

わぉ!これだけでも、全く違う・・・

専門的に言います。ごめんね。

ピアニシモの音表現の複雑さが増し。

更にタッチで複雑な音の響きが表現出来る様になりました。

うーん・・・これ、普通のピアノ弾き いや プロのピアニストでも 殆ど分からない?出来ない?

のでは?と思うんです。

商売なら全く必要ない領域。

でもね、デフォルテだと、安っぽい電子ピアノの様なセッティングなんですよ。

分かったんですが、これ商売用のセッティングですね。パッと素人やDWAで仕事してる人達が

「ぁ、良い音!」と言わせる用な音のセッティングなんですよ。

続く


続き笑笑

でもね、本当に最高に良い状態のドイツスタンウェイのタッチや音って、普通のグランドピアノとは全く違うんですよ。

物凄く繊細に、タッチで音色変えられるし。

Roland RD700SXでも、センサーの感度やタイミングがIvoryⅡと合ってないんです。

そうすると・・・Synthogyのスタッフが驚いた・・と、言われる

KAWAI VPC1 これ どーなんだろ?と思う訳です。

KAWAIのホームページで先ず見ると、センサーは3センサー、とか 当時の最新技術が使われてます。

しかし、こう言う商品って 、開発部署と営業部署のせめぎ合いになるんですよ。

「そんなの作っても売れるの?」

と社内でメチャ言われるでしょうね。

超大手楽器の開発担当にも聞いて見ましたが「他社の事なので、言えないし、当社の事は大まかにしか言えない。中略

当社ではやらないし、出来ない。何故か、それは、一部マイノリティーの分かり、出来る演奏家って世界にも数パーセントしか居ないんですよ。

それよりも、90パーセント以上に、これ良いぢゃんね。と言われて売れる商品を作るのが企業です。」

まぁ、当然ですが、当たり前の意見ですよね。

高い金額だけど、本当にフルコンサートグランドピアノのタッチにならば、あの金額は安い。

しかし、少しでも妥協してあるなら、それは、高い買い物になってしまう。

でも、1年間音楽制作会社でKAWAI VPC1を使ってみて、思ったのは、

「この鍵盤本当に難しい・・」

でした。これは、スタンウェイフルコンサートグランドピアノを初めて弾いた時と同じ感覚なんです。

僕、カリグラフィーするんですけど、インクやペンと紙はヨーロッパのモノを使うんです。

日本のメーカーは、最初から使いやすい。評価も高いんです。Amazonとかのレビューも良いんです。

でも、本当に芸術を極めるには、八方美人過ぎて、全くダメなんです。

ヨーロッパの道具は、一見さんお断り

適当な素人は手を出すなよ。と言わないばかりの商品です。

でも、死ぬ気でやり込んで、作品を作ると、

そこには、素晴らしい世界が広がるんですよ。

もしかしたら、KAWAI VPC1も その領域を目指してるか?

私 ピアニストのプロです。仕事の道具は 「使いやすい 」では無く

本当に必要な音

となれば

そして、注文してみて、使ってみました。

簡単に言えば、素晴らしい。

こんな商品・・・鍵盤 国産企業でやるんだ。

使い込んでから、再び 超大手楽器企業の開発担当に 感想を述べると・・

「KAWAIがそこまでやるとは、全く当社は予測してなかった。仮にKAWAI VPC1が売れてるとしても 当社は やらないし出来ない。

そして、中条の 製品を見抜く感覚も素晴らしい。」

とまぁ、お褒めの言葉を頂きました。

ここで、タイトルに

「ピアノシュミレータ」

と書きましたよね?

ピアニストは、自分のピアノは、相当のお金持ちで無い限り 持って行きません。

すると、現場にある ピアノを弾くのが当たり前です。

すると ピアニストは、多種多様の性格のピアノを使い 表現しないとダメです。

飲み屋にある、何の調整も調律もされてない、ピアノ。

見た目だけは、派手だけど、中身はボロボロなピアノ。

一見大人しく見えるけど、ガサツな音しか出ないピアノ。

そりゃぁ、様々です。

そんな中で、一番困るのが、最高のコンディションで最高の調律師さんに調教された

フルコンサートグランドピアノです。

本当に沢山の音色が出るんです。だから、逃げられない。

ガサツな部分が全て出てしまうんです。

今までは、最高のコンディションのコンサートグランドピアノが置いてある、名古屋ピアノ調律さんに演奏しに行ってました。

が、KAWAI VPC1とIvoryⅡのセットで、スタンウェイフルコンサートグランドピアノのタッチとセッティングをして、練習する事が出来るんです。

これ語弊があるので解説しますが・・

このセッティングと言うのは、僕が演奏して来た中で 最高のコンディションのスタンウェイフルコンサートグランドピアノにシュミレートしてあるんです。

これ本当に大変だったんです。物凄く弾き込んだ曲目は素晴らしい音が出るんですが、やり込んで無い曲目は、全くボロボロなんです。

タッチも荒く出るし。

そうなる様にセッティングしてあります。

自宅でやりやすい楽器なんて、お外に出たらなんの役にも立ちません。

そもそも持って行けない宿命のピアノでしょ?

自宅のピアノは超シビア

お外のピアノは優しい。

仕事はこれです。

しかし、KAWAI VPC1とIvoryⅡ

これは、本当にありがたい。

正にピアノシュミレータ。

そして、特筆するのが、やはりというか・・・

IvoryⅡのアメリカンコンサートグランドピアノ

これは、真のスタンウェイコンサートグランドピアノです。

ドイツスタンウェイコンサートグランドピアノは、一般受けする音?

いや、日本人に馴染みのある音 なのかな?

権利の関係か、YAMAHA C7とベーゼンドルファーも入ってます。

でも、本当にシビアにスタンウェイフルコンサートグランドピアノがシュミレータされてるのは、

アメリカンコンサートグランドピアノ

です。

だから、普通のプロピアニストが弾くと、明るい音で、アメリカン!

ってなる筈です。

こうなると、実はムラムラと欲しくなるピアノ音源が、あるんですよ。

それは、モデリングピアノ音源の

pianotq

です。

これの、ベヒシュタインのピアノがモデリングされてるので、非常に興味あります。

スタンウェイフルコンサートグランドピアノを作りたいIvoryⅡのチーム。

フルコンサートグランドピアノを演奏出来るMIDI鍵盤を作るんだ。という凄い熱量のKAWAI VPC1のチーム。

マイノリティーの釣り道具でも、問屋が絡むと、売れる商品と言われて 挟まれて 妙に ヴーン な道具になるんです。

でもそれは仕方無いと思うんです。

管楽器だって、そうです。学校に入学して吹奏楽に入部しないと全く売れませんからね。

そんな、本当に狭い世界で、こんな熱量の商品があるのは本当にありがとう。

IvoryⅡのアメリカンフルコンサートグランドピアノも、もう少しシビアにやって欲しい事あるんですよねー。

でも、これ出来る人殆どいないからなー。

要望出してみよ。

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