感動させる と言うこと・・・

先日ね、考えさせる出来事がありました。

披露宴仕事の出来事ですが、新婦様の手紙朗読の時 新婦様のご友人様がピアノ演奏される との事でした。

BGMピアニスト担当の中条和丈(チュウジョウカズヒロ)は 普段 アテンドや説明する事無いんです。

でもね、思う事あって そのリハーサルの場所に同席したんですよ。(本当は絶対しない)

新婦様は吹奏楽を中学、高校として来て、そのご友人様は親友 との事です。

当然、ね、感動的な手紙朗読 には ってなりますよねぇ・・・

とても練習して来てあったんですが、それが返って アダ に成ったんですよ・・・

もうね、プランナーさんや、司会者さんから、

「あー。それだと少しー」と言われてしまい。(音が大きい と言うリアクション 勿論 音が大きいなんて風には 言ってません)

でも、盛り上がってさらに大きく(楽曲の表現なら 正しいんです でもね・・)

えーっとぉ って空気に

当人は。当然音は絞って居たんです。

「音大きいですか?」と返して

「はい、それですと音が大きいです」

でもね、これ スタッフには不評だつたんです。この返し。

僕もヤバいと思い、素早く割って入りました。

「すみません、私 当方のBGMピアニストなのですが、ぁ、こんな見た目なので よく 鳩出します?と聞かれますが、音を出しまふ と答えます!」とオッさん返し。

「失礼は重々承知なのですが、私からアドバイスして宜しいですか?」

「そこまで演奏が良いと ゲストの耳がピアノに向いてしまうんですよ。更に

皆が知ってる曲ですし・・皆 頭の中で歌ってしまうんです・・」

するとプランナーさんがまさかの・・・

「中条さん、演奏してみて下さい。」

あぁ・・・でも しました。

「かなり小さいですね。」

「はい、僕 舞台も経験してるのですが、メロディや和音は一音ずつかセリフなんですよ。だから、極力 音を抜きます。」

「左手のアルペジオを抜くのは難しいですか?」

「出来ないですー」

「ですよねー」

笑笑

「このサビへ行く前の駆け上がり がセリフに当たるので、ここは緩めで、サビのタッチも もう少し 抑えた方が良いです」

と 具体的に説明をして。

リハしてました。(このリハーサルの事も、スタッフには不評だった)

この文書の所に スタッフの不評 と書いてますよね?

これ、演奏家サイドなら 普通なんですよ。

でも、披露宴会場側からすると、困るんです。

披露宴会場サイド側の説明しますね。

披露宴って 料理と披露宴の進行をシンクロさせながら、料理を出して行くんです。

暖かい物は暖かく。冷たい物は新鮮に。

ですから、会場の照明も関係して来るんです。

お肉料理の時はガッツリ食べて欲しいから、照明を明るくして、余興とか映像(照明暗くなるし、皆映像見るから 食べなくなる)は避けたいんです。

たがら、キャプテンとか黒服さんがキッチンに 報連相しながら行くですが、料理って30分以上先読みしないとダメなんですよ。

勿論、料理押しもあるし・・

裏側は凄い事になっているんですよ。

セレモニーが沢山モリモリ有るのは、会場としては儲かるんですが、必ず時間が押すんです。

時間が押すとゲスト疲れるんですよ。料理も食べにくくなるし。

そうすると、時間のコントロールと売り上げの数字との戦いになるんですけど・・

新郎新婦様が沢山セレモニーしたいのを どうコントロールするか?

も、プランナーさんの腕の見せ所になってしまうんです。

そんな、中 僕の担当してる会場は、会場ピアニストが常駐してる訳でして・・

「余興で良いのにね」

と会場からは思われているんです。

これは、僕だからでは無く常駐ピアノ演奏がある場合 の話しに聞こえますが、無くても、持ち込みの場合(ピアノオプション)でも。かなり困られます。

新郎新婦様は、私達がお金払ってるから ともなります。予算が合うならやりたい事をしたい。

会場はスムーズな進行で、ゲストに気持ち良く帰って頂きたい。

ね。

披露宴って大変なんですよ。

芸術に使う 沢山の音色や 間とタイミング、これが凄く必要。

演奏家の「都合」なんて全く不必要。

全ては感動される為。

でも、これが難しい。

本当のプロは

普通に来て 何事も無く 仕事をこなし何事も無く帰って行く。

これです。

仕事の、事で、言うならば・・依頼者の希望以上の価値を出して次に繋げて行くのです。

披露宴ならプランナーさんに褒められたり、スタッフに褒められるのは、気分良い物ですが、プロなので、上手いなんて、そんなの当たり前。出来るスタッフがいるところは、

「私達は素人なので、音楽が上手いとか下手なんて言えないんですが、こういう時何を言えば難しいんですが・・中条さんのピアノは好きですよ」

と 言う言い回ししますね。

もし、その演奏が素晴らしいならば、その会場から、オファー来ます。

これ僕 沢山あるのです。

だから、名刺持たないんですよ。先方から連絡先欲しいなら、紙に書けば良いだけの話しですから。

感動させる事は、言うのは簡単ですが、行うのは難しいです。

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